2012年ドイツ、アメリカ、中国、シンガポール製作。

 不滅の魂の本質は言葉や行いによって決定され、その因果の中、我々は永遠に生き続ける。命は自分のものではない。子宮から墓場まで、人々は他者とつながる。過去も現在も。すべての罪が、あらゆる善意が、未来をつくる。

 登場人物の一人、未来社会に生きるクローン少女ソンミ451の上記のセリフに見るように、この映画の中心テーマは「輪廻転生、因果応報」である。
 『マトリックス』のウォシャウスキー姉妹(←姉弟←兄弟)が「輪廻転生」をテーマとした映画に挑んだと来れば、もう期待するなと言うほうが無理である。
 案の定、172分の長尺をものともせずに、3回繰り返して観てしまった。
 1度目は、筋を追い、登場人物を見極め、複雑な構成を見抜くのに手一杯で、「あれよあれよ」という間に終わってしまった。ウィキペディアクラウド アトラスで蓄えた知識をもとに臨んだ2度目は、構成の巧みさ、俳優たちに施されたメイキャップ技術の凄さ、テーマ曲『クラウド・アトラス六重奏』の美しさ――坂本龍一の『エナジー・フロー』に似ている――などに感心しつつ、ソンミの言葉に涙した。2倍速で観た3度目で、巧緻に編まれたこの作品の綻びが顕わになった。
 
 原作はデイヴィッド・ミッチェルというイギリス生まれの作家の同名小説である。日本に数年間住んでいたことがあり、日本人女性と結婚し、今は二人の子供とともにアイルランドに住んでいる。子供の一人は自閉症であり、その息子を理解したいと願っているところに出会ったのが、東田直樹の書いた『自閉症の僕が飛び跳ねる理由』であった。東田の本を読んでいたく感激したミッチェルは、夫人と共に東田の本を英訳し、世界に紹介した。
 なんだか『クラウド アトラス』を地で行くような因縁めいた話である。
 
 この映画は、時代と場所の異なる6つの物語からできている。登場人物も、ただ一人(物理学者のルーファス・シックススミス)をのぞき、それぞれの物語間で合い重なることはない。
 ただ、それぞれの物語の主人公には共通の特徴がある。体のどこかに流れ星型の小さい痣(あざ)がついているのである。6人は、生きる時代・場所はむろん、性別も階級も性格も人種も様々であるけれど、この痣の存在を通じて、そして共通して与えられた使命――自由を求めて抑圧的な力と闘う――を通じて、同じ一つの魂の分離体であることが知られる。つまり、輪廻転生している。
 この仕掛けは、おそらくデイヴィッド・ミッチェルが敬愛する三島由紀夫の最後の小説『豊饒の海』4部作にヒントを得ているのだろう。あの小説では、転生する主人公の徴となったのは、脇の下の三つの黒子(ほくろ)であった。
 
 スピリチュアルの世界でよく言われるように、今生で深い関係を持つ人間とは前世でも出会っている。来世でも出会うことになる。前世で夫婦であった二人は、今生では兄弟であるかもしれない、来世では親子であるかもしれない、その次はライバルであるかもしれない・・・・とその都度間柄は変わるのだが、濃い因縁は継続するので、必ず近い関係性をもって転生し、出会うのである。だから、転生するときは個人ではなく、グループで、あたかも同じ船に乗った「運命共同体」として転生する。これをソウルグループ(魂の仲間)と言う。ソウルグループのうち、もっとも近しい、味方となる関係(夫婦や恋人になる場合が多い)をソウルメイトと呼ぶ。
 ソウルグループの成員は、各自がそれぞれ与えられたテーマ(役割)を有しており、そのテーマの成就・克服・繰り返しを目的に多生を生きることになる。これが「宿命」というやつだ。
 第6の物語の舞台が韓国のネオソウル(魂)であるのは偶然ではあるまい。

第1の物語「波乱に満ちた航海の物語」
●とき 1849年
●ところ 南洋の植民地~帰りの船中~アメリカ
●主人公が乗り越えるべきテーマ 奴隷制
●ソウルグループの人間模様
主人公 アダム・ユーイング(弁護士)=ジム・スタージェス
天敵 ヘンリー・グース(医師)
抑圧者 ハスケル・ムーア(奴隷商人、主人公の義理の父)
ソウルメイト オトゥア(逃亡奴隷)、ティルダ(主人公の妻)
●ソルティが連想した映画 『ルーツ』

第2の物語「幻の名曲の誕生秘話」
●とき 1931年
●ところ イギリス
●主人公が乗り越えるべきテーマ 同性愛への偏見
●ソウルグループの人間模様
主人公 ロバート・フロビッシャー(駆け出しの作曲家)=ベン・ウィショー
天敵 ヴィヴィアン・エアズ(有名な作曲家)
抑圧者 フロビッシャーの父親?(登場せず)
ソウルメイト ルーファス・シックススミス(物理学を専攻する学生、主人公の恋男)、ジョカスタ・エアズ(ヴィヴィアンの妻、ユダヤ人)
●第1の物語から継承するキー ユーイングの手記
●連想した映画 『アマデウス』『アナザー・カントリー』 

第3の物語「巨大企業の陰謀」
●ところ 1973年
●ところ アメリカ
●主人公が乗り越えるべきテーマ 資本主義の闇
●ソウルグループの人間模様
主人公 ルイサ・レイ(女性ジャーナリスト)=ハル・ベリー
天敵 ロイド・フックス(原発企業の社長)
抑圧者 ビル・スモーク(殺し屋)
ソウルメイト アイザック・サックス(フックスの会社の社員)、ジョー・ネピア(フックスの用心棒、ルイサの父親の戦友)、ルーファス・シックススミス(物理学者)
●第2の物語から継承するキー フロビッシャーの曲「クラウド・アトラス六重奏」
●連想した映画 『大統領の陰謀』『チャイナ・シンドローム』

第4の物語「ある編集者の大脱走」
●ところ 2012年
●ところ イギリス
●主人公が乗り越えるべきテーマ 管理施設の束縛
●ソウルグループの人間模様
主人公 ティモシー・カベンディッシュ(編集者)=ジム・ブロードベント
天敵 デニー・カベンディッシュ(ティモシーの実兄)
抑圧者 ノークス(老人ホームの女看護師)
ソウルメイト アーシュラ(ティモシーのかつての恋人)、ミークスほか(ホームからの脱走仲間)
●第3の物語から継承するキー 原稿『ルイサ・レイ事件』
●連想した映画 『大脱走』『グリーンマイル』

第5の物語「伝説のクローン少女と革命」
●ところ 2144年
●ところ ネオソウル(韓国)
●主人公が乗り越えるべきテーマ 人間性を剥奪する官僚システム
●ソウルグループの人間模様
主人公 ソンミ451(クローン人間)=ペ・ドゥナ
天敵 リー師(ソンミの雇用者)
抑圧者 メフィ評議員に代表される官僚制度
ソウルメイト ヘジュ・チャン(革命派の闘士)、ユナ939(ソンミの親友)
●第4の物語から継承するキー 映画『カベンディッシュの大災難』
●連想した映画 『マトリックス』『ブレードランナー』『未来世紀ブラジル』

第6の物語「崩壊した地球での戦い」
●ところ 2321年
●ところ どこかの島
●主人公が乗り越えるべきテーマ 心の中の悪魔
●ソウルグループの人間模様
主人公 ザックリー(平和的部族の一員)=トム・ハンクス
天敵 コナ族(食人する部族)
抑圧者 オールド・ジョージ(主人公の心の闇の顕現)
ソウルメイト メロニム(プレシエント族)、アダム(主人公の義弟)
●第5の物語から継承するキー ソンミの遺した言葉
●連想した映画 『ロード・オブ・ザ・リング』『猿の惑星』

 6つの物語の主人公が輪廻転生しているように、天敵や抑圧者やソウルメイトもまた一緒に転生している。
 天敵のテーマは「弱肉強食」である。なので、大概、成功者、権威、金持ちで生まれてくる。第6の物語に至っては、コナ族は文字通り「食人」を習慣としている。
 抑圧者のテーマは「この世には序列がある(差別主義)」。抑圧者は、既存体制を守るため、自由と平等を希求する主人公の意志をくじき、あの手この手を使って抑圧し虐げる。
 ソウルメイトは、理不尽な体制の中で自身虐待されながらも、主人公が真実に目覚めるきっかけをつくる(黒人のオトゥア、ユダヤ人のジョカスタ、アイザック・サックス、クローンのユナ939など)。あるいは、主人公の実質上のパートナーとなる(ティルダ、シックススミス、アーシュラ、ヘジュ・チャン、メロニムなど)。

 こんなふうに解析すると、この壮大な物語の構造が明瞭になってこよう。
 第6の物語は、「コナ族に食べられた部族の歯の化石」と「ザックリーが森の中で発見したアダム・ユーイングの翡翠色のボタン」というキーを介して、第1の物語に回帰する円環構造になっている。輪廻転生は時空を超えて永劫回帰するというわけだ。

 実際よくできているなあ~、面白いなあ~と感心するのだが、一方、どうしても綻びが目に付くのである。
 一つは、第3の物語(1973年)と第4の物語(2012年)が近すぎて、生まれ変わりに支障が生じている点である。
 第3の物語の主人公ルイサ・レイ(想定30代)と第4の物語の主人公ティモシー・カベンディッシュ(想定60代)は、たとえルイサが1973年に突然死したとしても、生まれ変わることができない。39年の時間差では不可能だ。第3の物語の‘天敵’ロイド・フックスから、第4の物語の‘天敵’デニー・カベンディッシュ――どちらの役もヒュー・グラントが演じている--もまた、生まれ変わるには時間が近すぎる。どうしたって同時代に生存している。
 むろん、生まれ変わりのルールの中には、一つの魂が必ずしも単独の個体(人間)に生まれ変わるのではなく、二人や複数の個体に分裂して生まれ変わることもある、という変則も唱えられている。そう理解すれば、第2の物語の主人公ロバート・フロビッシャーの魂が、第3の物語のルイサ・レイと第4の物語のティモシー・カベンディッシュの二人に分かれて転生したと考えることも不可能ではない。(二人は同年生まれと言う可能性はあり得る)
 しかし、それはどうにも苦しすぎる。何らかの説明の要するところだ。 
 時代設定は原作でも同様であるらしいから、これは多分、原作時点における設定ミスではないかと思う。

 今一つの綻び、というか失策は、同一の俳優を6つの物語通して出演させたことである。
 たとえば、トム・ハンクスは、
① 医師ヘンリー・グース(天敵)
② 安ホテルの支配人
③ アイザック・サックス(ソウルメイト)
④ ダーモット・ホギンズ
⑤ 映画『カベンディッシュの大災難』の主演俳優
⑥ ザックリー(主人公)
と、すべての物語にメイキャップを十全に凝らすことによる七変化(六変化)で出演している。
 
 ハル・ベリーも同様に、
① 植民地の農園で働くマオリ族
② ジョカスタ・エアズ(ソウルメイト)
③ ルイサ・レイ(主人公)
④ 出版パーティーのインド人女性
⑤ ソンミの首輪をはずす闇医者
⑥ メロニム(ソウルメイト)
と六変化している。
 
 ほかに、ヒューゴ・ウィーヴィング、ヒュー・グラント、ジム・スタージェスがすべての物語に何かしらの役で出ている。
 いずれの役者もさすが国際クラスの大スターの名に恥じない演じ分けをしている。とくに、5つの物語で‘抑圧者’を演じているヒューゴ・ウィーイングが光っている。第4の物語に登場するサディスティックな看護婦ノークスなどは、彼女を主人公にコメディ映画をシリーズ化したいほどの出色キャラである。 
 同一の役者が演じていることによって、観る者は勘違いしてしまう。トム・ハンクスが演じている登場人物が6回連続して輪廻転生している、ハル・ベリーの演じた登場人物達が同一の魂の継承者である、ヒューゴ・ウィーヴィングが演じている・・・・(以下同)と勘違いしてしまうのである。
 ネットでこの映画に関する感想や批評や解説を見ても、それどころか日本版の公式サイトを見ても、こうした見方がなされているのは驚きである。いわく、「トム・ハンクス演じる人物の魂が、6つの物語(転生)を通して様々な経験をして次第に成長していく物語である」とか、「近づいたり離れたりを繰り返しながら、時空を超えていつの日か達成する愛の物語」とか・・・。
 だが、‘抑圧者’を5回演じているヒューゴ・ウィーヴィング、および‘天敵’を4回演じているヒュー・グラントはともかくとして、トム・ハンクス、ハル・ベリー、ジム・スタージェスのそれぞれの物語における役の振り当てられ方には特段意味なり共通項なりを見出すことはできない。前の物語での行動の是非が、次の物語の役割を決定しているといった関連性はそこには見出せない。因果応報はない。たとえば、トム・ハンクス演じる人物は、悪人(第1話と第4話)になったり、善人(第3話)になったり、どちらでもない第三者であったり、なんら脈絡がない。6つの物語を通じて、次第に人間として成熟しているというわけでもない。
 同一の役者の演じる役が転生しているわけではない。そうであるなら、観る者は輪廻転生の秘密を探るために、6つの物語のどこにどの俳優がどの役で出演しているか、高度なメイキャップの技術を目を凝らして見抜かなければならなくなるではないか。そんな無駄なこと! たとえソルティのように3回繰り返して観る暇人がいて、見事に見抜いたとしても、特定の一人の俳優が演じる6つの役柄の連関性を解釈するのはどだい無理である。
 察するに、トム・ハンクスやハル・ベリーなどのオスカー級大スターを、莫大な出演料を払いながらたった一つの物語だけに使うことのもったいなさが、こうした六変化出演を許してしまったのであろう。出演する役者にとっても、このようないろいろな役柄を演じられるということが、出演を決めるための一つのインセンティヴになったのかもしれない。
 誰がどこに出演しているかを見抜くという作業も確かに映画鑑賞の楽しみの一つとして否定することはできないが、この作品に限っては、それによってテーマの混乱を招いてしまっただけのように思われる。
 第6の物語の主人公ザックリーが、悪夢にうなされるシーンがある。
 そこで彼が見るのは、医師ヘンリー・グースに毒殺されようとするユーイングであり、浴槽で拳銃自殺するフロビッシャーであり、車ごと海に沈められるルイサ・レイであり、体制に銃殺されるソンミ451である。つまり、前世の自分の姿である。
 やはり、流星型の痣を持つ人物が転生していると解釈するのが妥当だろう。

 作品の今一つの綻びは、あまりにシーンが切り換わるのが早過ぎて(忙しすぎて)、ドラマに深みが欠けてしまっている点である。
 時代も場所も異なる6つの物語を、コマ刻みにパラレルにつないでいく手法を取っている。第1の物語を10分やったら、第5の物語に飛び、せっかくのいい場面まで来たら、突如として第3の物語に飛ぶ・・・といったアクロバティックな編集をしている。6つの物語の類型(骨子)は、「主人公が体制の理不尽に気づき、それに抵抗して立ち上がる」という点で共通しているので、6つの物語を同時進行させることで、このテーマが6本の線で重複されることになり、より濃く浮き上がり、観る者により深く伝わる仕組みにはなっている。
 が、あまりにカッティングし過ぎである。目まぐるしくて疲れてしまう。一つの物語の醸し出すムードに浸る暇なく、次へ次へと追いやられてしまう。結果、ドラマというより予告編かダイジェスト版を見ているような軽薄な印象を持たされる。
 役者の重厚にして滋味深い演技によって、じっくりと人間の感情や心の襞や人間同士の綾を描き出すという、本来の‘ドラマ性’を欠いている。
 全体がロールプレイングゲームのようである。(昨今はそんな映画ばかりであるが)

 まあ、これだけ壮大深遠なストーリーを172分に凝縮したところに無理があるのかもしれない。むしろ、たった172分に凝縮させた監督の手腕こそ、褒め称えるべきなのかもしれない。
 もっとじっくり丁寧に撮るとしたら、おそらく上映時間2時間として3部作くらいは必要であろう。『風と共に去りぬ』『ベン・ハー』『ロード・オブ・ザ・リング』のような大作は予算的にも簡単には撮れないだろうし、また、テレビやコンピューターゲームの影響で観る者もすっかりセッカチになってしまっているから、大河が滔々と流れるような悠長な大作にははじめから背を向けてしまうリスクがある。
 そしてまた、これまでのフィルモグラフィを見るに、ウォシャウスキー姉弟もとい姉妹は、ゲーム的感覚の作品は得意だが、人間ドラマは苦手という気がする。で、残念ながら、輪廻転生を描くこの物語ほど‘人間ドラマ’を欲するものはないわけである。人間的な感情こそが、輪廻転生を引き起こすエネルギーとなるのだから。

 とても興味深い、面白い、繰り返し見たくなるほど刺激的な作品なのだが、やっぱり惜しい。偉大なる失敗作と言いたい。
 
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 ときに、『クラウド アトラス』というタイトルは、直訳すれば「雲の地図」になる。なるほど、映画のファーストシーンは青空に広がる白い雲のショットであった。
 私見だが、この「クラウド」はインターネット用語における「クラウド」、つまり個人の端末ではなくインターネット上(プロバイダーのホストコンピューターとか)に情報(データ)が保存される仕組み――を意味しているのではないだろうか。いっさいの個人の記録は、ネット上にUP(保存)されて貯蔵される。だから、端末が壊れても大丈夫。然るべき手続きでアクセスされた別の端末に、これまでの情報が新たにダウンロードされる。あたかも‘生まれ変わり’のように。
 「クラウド アトラス」とは、個体を超えたところに存在する思考・感情・無意識・言動・体験の巨大な貯蔵庫、いわゆるスピリチュアル業界で耳にする「アカーシックレコード」に相応するものを言っているのではないか。
 古くからの日本語で言えば「閻魔帳」である。 

 第6の物語で心に潜む悪魔オールド・ジョージに打ち勝ったザックリーは、運命の相手であるメロニムと一緒に、放射能汚染され生き物の住めなくなった地球を離れて、どこかの惑星に移り住む。
 これまでの長い物語は、この惑星の大地で満点の星空の下、年老いた片眼のザックリーが、メロニムとの間にできた孫たち相手に、過去500年以上にわたる自らの輪廻転生の物語を語っていたのだということが明らかになる。
 ザックリーは、もう生まれ変わることはないのだろうか?
 天敵を殺害し、心の悪魔を退治し、地球を離れ、輪廻転生をつぶさに思い出したザックリーは、解脱したのだろうか?
 それとも、惑星での命が尽きると共に、またどこか別の惑星に、別の人物として、生まれ変わるのだろうか?
 輪廻は続き、第7の物語があるのだろうか?
 


評価:(作品としては) C-(解析する楽しみを与えてくれたことで)B-

A+ ・・・・めったにない傑作。映画好きで良かった。 
「東京物語」「2001年宇宙の旅」「馬鹿宣言」「近松物語」

A- ・・・・傑作。できれば劇場で見たい。映画好きなら絶対見ておくべき。
「風と共に去りぬ」「未来世紀ブラジル」「シャイニング」「未知との遭遇」「父、帰る」「ベニスに死す」「フィールド・オブ・ドリームス」「ザ・セル」「スティング」「フライング・ハイ」「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」「フィアレス」   

B+ ・・・・良かった~。面白かった~。人に勧めたい。
「アザーズ」「ポルターガイスト」「コンタクト」「ギャラクシークエスト」「白いカラス」「アメリカン・ビューティー」「オープン・ユア・アイズ」

B- ・・・・純粋に楽しめる。悪くは無い。
「グラディエーター」「ハムナプトラ」「マトリックス」「アウトブレイク」「アイデンティティ」「CUBU」「ボーイズ・ドント・クライ」

C+ ・・・・退屈しのぎにちょうどよい。(間違って再度借りなきゃ良いが・・・)
「アルマゲドン」「ニューシネマパラダイス」「アナコンダ」 

C- ・・・・もうちょっとなんとかすれば良いのになあ。不満が残る。
「お葬式」「プラトーン」

D+ ・・・・駄作。ゴミ。見なきゃ良かった。
「レオン」「パッション」「マディソン郡の橋」「サイン」

D- ・・・・見たのは一生の不覚。金返せ~!