ケアマネ試験まで2ヶ月を切った。
 仕事のある日は1時間、休日は4時間くらいのペースで勉強を続けているのだが、ここで伝家の宝刀を抜くことにした。
 社会福祉士国家試験の受験勉強時に開発したJR一筆書き学習法である。
 趣味の‘乗り鉄’を兼ねたこの学習法は素晴らしい効果が期待できる!
 
 折りしも、関東地方はこの夏一番の暑さ。最高気温37度超え。
 冷房車に揺られながら、丸一日、勉学に励むことにした。


日時 8月9日(水)
行程 出発:国分寺駅(10:20)→到着:西国分寺駅(20:30)
ルート
  1. 中央線/国分寺→神田
  2. 山手線/神田→上野
  3. 常磐線/上野→友部
  4. 水戸線/友部→小山
  5. 両毛線/小山→高崎
  6. 高崎線/高崎→大宮
  7. 埼京線/大宮→武蔵浦和
  8. 武蔵野線/武蔵浦和→西国分寺
所要時間 9時間50分(うち乗車時間?分)
 

路線図


 前回、八王子(東京)→大宮(埼玉)→小山(栃木)→友部(茨城)→松戸(千葉)→上野(東京)と、北関東を時計回りで周遊したのだが、今回は逆回りしてみた。しかも、これに小山から高崎に向かう両毛線を加え、群馬県にも足を伸ばした。路線図を見てもらえば分かるが、かなりの大回りである。
 このルートを取ると、関東平野の東の横綱・筑波山と西の横綱・赤城山の両方を沿線に拝むことができるのが大きな魅力である。

筑波山塊
常磐線・高浜駅直前の恋瀬川から仰ぐ筑波山塊
 

筑波炎上 001
友部駅構内から見る筑波山塊。
霞ヶ浦が近いせいか、気持ちいい風が吹き、都心より涼しかった。
 

筑波炎上 002
友部駅の象徴たる太平洋セメント。
というか他に何もない・・・駅構内に売店もない。


筑波炎上 003
水戸線・新治駅付近から眺める筑波山。水田が青々してコントラストが見事!
 

筑波炎上 005
小山駅前にある白鴎大学の校舎。
壁面に雲が映って不思議な光景。


筑波炎上 007
閑散とした両毛線ホーム。なぜこんなに広い?
 

筑波炎上 008
両毛線。ローカルなのにクロスシートでないのが残念。
 
 
筑波炎上 009
両毛線の先頭車両から。そうです、単線なのです!
 

筑波炎上 011
お出まし! 両毛線・岩宿駅あたりから見る赤城山。


筑波炎上 012
なんと晴れ晴れたる山容でしょうか! 登りたい!


筑波炎上 014
高崎駅構内のお蕎麦やさんで腹ごなし
 

筑波炎上 013
天婦羅そば大好き!
 

筑波炎上 016
ゴールは西国分寺駅。自動改札はタイムアウトで通れない。 
「駅員さん。大回りです!」 「はい」


 平日のこの時間帯のこのルートで、すべての列車で座ることができた。もっとも、3.5.6.は始発駅だから当然なのだが。
 勉強も随分はかどった。
 いったい勉強するために列車に乗っているのか、それとも列車に乗らんがために勉強を口実にしているのか。
 自分でもよく分からなくなるほど、楽しい時間であった。