結願間近の一日、二人の大先達の墓を訪れた。

一人は四国遍路の父と言われる真念。
四国を20回以上回り、初のガイドブック『四国遍路道指南』を著した江戸時代のお坊さま。
彼の建てた石の道しるべは、今もあちこちのへんろ道に見つけることができる。

その墓は、84番屋島寺と85番八栗寺の間にある洲崎寺で、当地で繰り広げられた源平合戦を横目で見ながら泰然自若とくつろいでいる。


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いま一人は、男色の大先達たる平賀源内。
やはり江戸時代に活躍した偉大な発明家。

香川県志度生まれの彼の生家は、86番志度寺のすぐ近くにあり資料館となっている。
へんろ道沿いには立派な記念館もあって、華やかな事蹟を知ることができる。(男色や人殺しについて触れていないのは大いなる失望😤😤😤)

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その墓は、志度寺の隣りの自性院にある。
人殺しの罪人として亡くなった源内の葬墓は、浅草のかつての処刑場(南千住)の近くにある。
志度にあるのは、源内の義弟によって建てられた参墓との由。

平賀源内の墓



結願前に、縁ある二人の先輩の生き様を思い起こすことになるとは、四国も粋な計らいをしてくれる。