別格20番大瀧寺を打ち終えた。


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大瀧寺は、88のへんろ道から24㎞離れ、高さ910mの山頂にある。
到底、日帰りはできない。
山登りに便利な地点にある塩江温泉郷に連泊した。

登山前夜、宿の経営する食堂で夕ご飯を食べていたら、隣席の中年カップルと会話が始まった。
ソルティが大瀧寺に行くことを知ると、男の方がその場で詳しい地図を描いてくれた。
その上、まさかの場合のSOSとして、自らの携帯番号も書きつけてくれた。

あとで宿の女将に聞くと、近くのホテルのオーナーだとか。
さすがやることが違う。

オーナーが教えてくれたルートは、内場ダム沿いに登って行く道だった。

翌朝、ダム湖から立ち上る霧で周囲がほとんど見えない中、出発した。

山頂までなだらかな傾斜続きの車道で、歩きやすく、分かりやすかった。
車も人も見かけない。
これまでの別格札所をひとつひとつ振り返りながら、のんびり歩いた。

息が切れることなく無事登頂し、ご朱印をもらった。

午後からは、すっかり晴れ上がって視界のきく同じ道を今度は下る。
麓まで下りたところで、息をのんだ。


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紅葉に縁取られた内場湖の神秘的な深い緑が待っていた。
そばには巨大な内場ダムが、勢いよく放水していた。

こんな美しく壮麗な景色の中を、朝の自分は何も知らずに通っていたのか!?

不思議な気がした。


宿に帰ったあとは、もちろん温泉へ直行。
塩江温泉は行基が見つけたと言われている。


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夕方、ホテルのオーナーに報告&お礼の電話を入れた。

別格札所20カ所、本日結願せり。