東寺は真言宗の総本山である。
9世紀初頭に嵯峨天皇より空海に与えられ、以後、真言密教の根本道場として、また「お大師様のお寺」として、広く信仰を集めてきた。

旅の最後はここで打ち止めしようと決めていた。


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訪れるたびに京都駅周辺は変わっていく。
中央口を出て右手に進むと崇仁地区に入るが、この一角に屋台村ができていて、若者や外国人で賑わっていてびっくりした。
新しいモダンな店舗が並ぶなか、京都に来るたび必ず寄っている「餃子の王将駅前店」が見つけられなかった。
仕方なく、コンビニ弁当を買ってホテルで食べた。


翌朝、小雨降る中、8時の開場を待って東寺に出かけた。
中学校の修学旅行以来である。
講堂、金堂の素晴らしい仏像のほか、期間限定で公開している五重塔の内部も見ることができた。


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国宝の大師堂は現在屋根の修繕中。
仮設のお堂に上がって大師像を前に、最後の読経と慈悲の瞑想をあげた。


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東寺の案内パンフレットに見つけた空海の言葉。

「祈りなき行動は妄動であり、行動なき祈りは妄想である」


お遍路とは「行動を伴った祈り」なのかもしれない。

気がつけば雨は上がって、五重塔のはるか高みにお日様が顔をのぞかせた。