2013年角川ホラー文庫
『悪の教典』に続く貴志祐介2作目。
やっぱり、うまいなあと感心する。
スティーヴン・キングばりの巧みなストーリテリングとサスペンスの盛り上げが光る。スズメバチとの闘いで最後まで一気に引っ張る筆力はさすがである。トリックも楽しめた。
たとえば、新幹線で移動中の手持ち無沙汰のとき、サクッと読むには手頃な本である。
ところで、蜂に刺された応急処置として「オシッコ(アンモニア)をかけると良い」と子供の頃に聞いたが、これは迷信とのこと。蜂の毒にはアンモニアは効果がないし、そもそも人の尿にはアンモニアは含まれていないのである。
評価: ★★★
★★★★★ もう最高! 読まなきゃ損、観なきゃ損、聴かなきゃ損
★★★★ 面白い! お見事! 一食抜いても
★★★ 読んでよかった、観てよかった、聴いてよかった
★★ いい退屈しのぎになった
★ 読み損、観て損、聴き損
★★★★★ もう最高! 読まなきゃ損、観なきゃ損、聴かなきゃ損
★★★★ 面白い! お見事! 一食抜いても
★★★ 読んでよかった、観てよかった、聴いてよかった
★★ いい退屈しのぎになった
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