●天候 晴れ、ときどき曇り
●行程
13:12 JR中央線「高尾」駅前より京王バス「小仏」行き乗車
13:30 「日影」バス停下車(歩行開始)
~ 日影沢コース
~ 小仏城山頂上
~ 高尾山頂上
17:30 京王線「高尾山口」駅(歩行終了)
●所要時間 4時間(歩行時間3時間+休憩1時間)
●行程
13:12 JR中央線「高尾」駅前より京王バス「小仏」行き乗車
13:30 「日影」バス停下車(歩行開始)
~ 日影沢コース
~ 小仏城山頂上
~ 高尾山頂上
17:30 京王線「高尾山口」駅(歩行終了)
●所要時間 4時間(歩行時間3時間+休憩1時間)
その名の通り、日影を流れる沢
川岸にはニリンソウの群生
紫花菜(ハナダイコン) 花言葉は「知恵の泉」
ヤマルリソウ
シャガ
小仏城山の静かな山頂
売店は終わっていた
売店は終わっていた
尾根道 かろうじて桜が咲いている
高尾山頂から見る富士山
都心もよく見えた
今回の目玉は、高尾山頂で出会ったメキシコ青年(30代?)。
ソルティが一人テーブルで休んでいると、思わせぶりに近づいてきて、「隣に座ってもいいか?」と言う。英語である。
空いているテーブルは他にたくさんあるのに、わざわざ隣に来るのはやっぱりこちらと話したいからであろう。
「どうぞ(Sure)」と答える。
三脚のついた重そうなビデオカメラとリュックを肩から降ろすと、吐息をついた。
ソルティが一人テーブルで休んでいると、思わせぶりに近づいてきて、「隣に座ってもいいか?」と言う。英語である。
空いているテーブルは他にたくさんあるのに、わざわざ隣に来るのはやっぱりこちらと話したいからであろう。
「どうぞ(Sure)」と答える。
三脚のついた重そうなビデオカメラとリュックを肩から降ろすと、吐息をついた。
70日の四国遍路の成果の一つは、ソルティの外人恐怖症、というより英語恐怖症が改善したことである。行く道、行く寺、泊まる宿、どこに行っても外人と出会わぬ日はない、というくらい外人が多かったので、いろいろと尋ねられることも多く、会話せざるを得なかった。
彼らの話す日本語よりは、ソルティの話す英語のほうが幾分マシだったので、会話は世界の共通語たる英語が主になる。最初のうちはおずおずと自信なく話していたが、そのうち吹っ切れるものがあって、文法がどうだろうが語順や時制がどうだろうがいっさい気にせず、半ば強引に意図を通じさせることができるようになった。愛媛県の終わりの方では、一週間ばかりアメリカ人女性と一緒に歩いて、なにやかやと会話していたのだから、「習うより慣れろ」は真である。
多くの日本人と似たり寄ったりと思うが、ソルティの英語能力に順位をつけると次のようになる。
彼らの話す日本語よりは、ソルティの話す英語のほうが幾分マシだったので、会話は世界の共通語たる英語が主になる。最初のうちはおずおずと自信なく話していたが、そのうち吹っ切れるものがあって、文法がどうだろうが語順や時制がどうだろうがいっさい気にせず、半ば強引に意図を通じさせることができるようになった。愛媛県の終わりの方では、一週間ばかりアメリカ人女性と一緒に歩いて、なにやかやと会話していたのだから、「習うより慣れろ」は真である。
多くの日本人と似たり寄ったりと思うが、ソルティの英語能力に順位をつけると次のようになる。
- 読む(Reading)・・・受験英語の賜物である。懐かしき『原仙の英文標準問題精講』よ。
- 書く(Writing)・・・辞書を引き引き、日常生活レベルならなんとか。
- 聴く(Hearing)・・・数年前にTOEICを受けたとき、ずいぶん頑張った。オーソン・ウェルズの『追跡』や『家出のドリッピー』といった教材も随分やったのだが、いまだに小学校低学年レベル。
- 話す(Speaking)・・・やっぱこれが一番苦手。頭の中で英文を組み立ててから喋ろうとするからいかんと分かっているのだが・・・。5歳児レベル。
便利なもので、最近はスマホの通訳アプリ(Google Translateのような)を使えば、その場で画面を見ながら相手とコミュニケーションできる。遍路でも、それを使って外人と交流している日本人を見かけた。英語以外もできるから凄い。
ソルティもスマホを持って行ったので、通訳アプリを使おうと思えば使うことができた。が、いちいちスマホを取り出すのが面倒くさいし、へんろ道を歩きながらスマホをいじるのは嫌なので、何とか自力で頑張った。
さて、メキシコ青年の名前はトッド。日本で英語教師をしながら、フリーでビデオの仕事をしている。今日は桜を撮るために来たと言っていた。(山頂もすでに葉桜気味であったが)
サーフィンが趣味で、メキシコではずいぶん遊んだ。シャーク(鮫)がウヨウヨいて、ひと月に一人は噛み殺されていた。が、自分は大丈夫。なぜなら、シャークから身を守る4つのポイントを知っているから。
と言って、4つのポイントを順に指折りしながら教えてくれた。(正確には聞き取れてないと思うが)
サーフィンが趣味で、メキシコではずいぶん遊んだ。シャーク(鮫)がウヨウヨいて、ひと月に一人は噛み殺されていた。が、自分は大丈夫。なぜなら、シャークから身を守る4つのポイントを知っているから。
と言って、4つのポイントを順に指折りしながら教えてくれた。(正確には聞き取れてないと思うが)
1 早朝と夕方には海に入らない(シャークの活動時期だそうである)
2 シャークは流れに寄るので、水流のある場所は避ける。
3 鮫の口が開けられないような浅瀬は大丈夫。
4 近くに釣り人がいる時は、鮫の餌となる魚が集まってくるので、近寄らない。
初めて会った外国人に、ジェスチャー付きで生き生きと楽し気に語る彼を見ていると、国民性の違いというのを感じるばかりであった。
東京オリンピックに釣られたみたいで癪に障るが、英会話に再チャレンジしようかなあ?
下山は琵琶滝のある6号路