日時: 2024年2月24日(土)
会場: すみだトリフォニーホール 大ホール
曲目:
- リヒャルト・シュトラウス: 交響詩「ドン・ファン」
- ショスタコーヴィチ: 交響曲第7番「レニングラード」
指揮: 金井 俊文
このオケを聴くのは2度目。
1度目は2016年7月パルテノン多摩。
指揮は金山隆夫であった。
今回7年半ぶりに聴いて、非常に上手くなっていることにビックリした。
ソロもトゥッティも危うげなかった。
ソロもトゥッティも危うげなかった。
団員が増えたせいもあろうかと思うが、音に厚みがあり、かつ一体感があった。
ハンガリーで活躍している金井俊文の指導も与って力あったのだろう。
良い演奏会であった。
『レニングラード』を聴くのはこれで3回目だが、やはり「恐ろしい曲」という印象が深まるばかり。
第1楽章で「侵攻の主題」が繰り返されるごとに狂気の色を帯びていく様も恐ろしいが、第4楽章の最後の「暗から明へ」の転調が背筋が凍るほど恐ろしい。
悪魔の哄笑を聞く思いがする。
この恐怖を和らげてくれる唯一のものは、「侵攻の主題」を使用したバブルの頃のシュワちゃん出演のアリナミンVのCMだけである。
チ~チン、プイプイ!