会場: 北とぴあ さくらホール(東京都北区)
曲目:
- チャイコフスキー: 交響曲第1番 ト短調作品13《冬の日の幻想》
- シベリウス: 交響曲第1番 ホ短調作品39
- アンコール シベリウス: 『悲しきワルツ』
指揮: 金山隆夫
北とぴあは東京都北区にある17階建ての複合文化施設で、平成2年 (1990年) 9月17日にオープンした。
JR王子駅北口から徒歩3分という便利な立地にあり、8つのホールと16の会議・研修室、3つの音楽スタジオを有する北区の誇る「産業と文化の拠点」である。
ここ数年、日本テーラワーダ仏教協会のスマナサーラ長老の講演会や会員有志が主宰する瞑想会がこの施設でよく開かれるため、ソルティは何度か足を運んでいる。
行くたびに思うのだが、なんとなく暗くて落ち着けない。
JR王子駅
北とぴあ
行くたびに思うのだが、なんとなく暗くて落ち着けない。
瞑想していてもなぜか集中できないことが多く、半日たっぷり瞑想するつもりで勇んで来たものが、だらしないことに、2~3時間で切り上げることがしばしば。
特に地下のホールがどうも居心地悪い。
もちろんこれは、純粋に個人的印象である。
おそらく、怠け心を場所のせいにしているだけなのだろう。
おそらく、怠け心を場所のせいにしているだけなのだろう。
弘法筆を選ばず、瞑想場所を選ばず、でなくてはいけない。
Ginger GuillotによるPixabayからの画像
本日(8/31)は首都圏で魅力的なアマオケコンサートが複数開催されている中から、指揮・金山隆夫の名に惹かれ、本コンサートを選んだ。
どんな美しいシベリウスを聴かせてくれるのか期待大で臨んだ。
北とぴあ2階のさくらホールは1300名定員、きれいで立派なホールであった。
一曲目のチャイコフスキーから眠くて仕方ない。
コロナ感染時のブレインフォグみたいに頭の中がぼうっとする。
なんだろう?
寝不足のはずはないし、満腹でもないし、疲れがたまっているわけでもない。
台風通過による気圧の変化のせいだろうか?
オケの音が妙に遠くに聞こえる。
座った席が悪かった?(1階席の最後尾でそこだけ天井が低かった)
後半のシベリウスは繊細さと迫力とを兼ね備えた上々の演奏だったのだが、やっぱり音楽に入り込めなかった。
チャクラがまったく動かなかった。
チャクラがまったく動かなかった。
指揮棒が下りた後の周囲の聴衆たちの惜しみない喝采と「ブラボー」とアンコール懇望からするに、感動的な演奏だったに違いない。
ソルティの体調がおかしかったのだろう。
それとも、やっぱり北とぴあとは相性が悪いのか?
帰宅後にウィキを見ていたら、2001年(平成13年)12月21日、さくらホールの定期点検中に事故が起こり、メンテナンスに入っていたスタッフ3人が死亡、2人が重傷を負ったという。
まさかね・・・・・・。