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名栗湖畔から望む棒ノ折

日時 2024年10月14日(月、祝)
天気 晴れ
行程
09:00 西武線飯能駅・国際興業バス乗車
09:50 さわらびの湯バス停
     歩行開始
10:05 名栗湖、有間ダム
10:40 小滝(休憩5分)
11:20 東屋跡地(休憩10分)
12:00 権次入峠
12:10 山頂(昼食休憩60分)
13:40 岩茸石(休憩10分)
14:05 展望のよい所
14:35 杉木立のベンチ(休憩5分)
15:20 下山
15:30 さわらびの湯
     歩行終了
17:07 さわらびの湯バス停(国際興業バス)
17:50 西武線飯能駅
所要時間 5時間40分(歩行4時間10分+休憩1時間30分)
最大標高 969m
最大標高差 732m

 棒ノ折は三島由紀夫作『美しい星』の舞台となった飯能市にある。
 都心から電車とバスで2時間弱、沢登りと見事な眺望が楽しめ、家族連れで気軽に登れるこの山は、最近とみに人気が高い。
 休日ごとに500名を超えるハイカーが訪れるという。
 ソルティは3回目の挑戦となる。

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さわらびの湯バス停
飯能駅発のバスは満席だった。
圧倒的に中高年が多く、賑やかだった。
コロナはいつの話やら・・・?

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名栗湖
有間川を堰き止めてできたダム湖
天端(堤の上)には黒蟻の行列さながら
革ジャンのバイカーがずらり並んでいた

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有間ダム
1986年(昭和61年)に完成
初めて来た時、この周囲の車道に猿の家族を見た

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白谷沢コースを登る
みずみずしい木々が目にやさしい

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最初の休憩地点
このへんから沢登りが始まる
ワンちゃん連れのハイカーも結構多かった

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ゴルジュ(切り立った崖の間)を急流が走る
足許が滑りやすく、慎重さを要する

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苔むした岩の風情が『もののけ姫』の舞台となった
屋久島の森を思い出させる

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前後に人がいるのはやはり安心
昔は自然の中に一人っきりを好んだソルティだが
滑落や道迷いや熊との遭遇に怯えるようになった

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鎖り場を一気に登って沢登りを無事クリア

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天から降りてきたミルキーウェイのごと

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2回目の休憩地点
かつてここには東屋があった

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峠にそびえる岩茸石
ここからの登りがきつく、汗を絞られる

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到着~!
標高969m
東京都奥多摩町と埼玉県飯能市の境をなす

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頂上は広々として日当たりが良い
10月でも日向は暑かった
おにぎり2個、ゆで卵、キュウリの一本漬けの昼食

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残念なことに周囲の木々が繁りすぎて眺望は得られず

棒ノ折眺望
前回(2012年8月)撮影した画像

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眺望は眼下のみにあらず
飯能の青い空
三島がここをUFO出現の舞台にしたのも分かる気がする

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岩茸石のベンチで黙想
峠を吹き抜ける風に晩秋の気配を感じた
下山路は滝ノ平尾根をとる

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下山途中で下界が見える地点があった

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中央線と西武線の沿線を伝って、
池袋や新宿副都心、さらには東京湾が望めた

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午後の日射しが杉木立に縞目をつける

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木の根っこが競い合って地表を覆いつくす
歩きづらいことこの上なし
登りより下りがきついお年頃

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無事下山
秋桜(cosmos)がお出迎えしてくれた

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さわらびの湯(大人3時間800円)
UFOはここに着陸していたのか!
入間川のせせらぎを聴きながらの露天風呂はサイコー!!

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暮れなずむ名栗の里
十一夜の月が山の上におぼろに浮かぶ

 
秋来ぬと 目にはさやかに見えねども
風の音にぞ 驚かれぬる
(藤原敏行)