今日からテキストを読み始めた。
 最初に選んだのは、平安文学論。
 テキストは工藤重矩著『平安朝の結婚制度と文学』。

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 やっぱり、滑り出しが肝心なので、関心の高い、得意分野から手をつけた。
 王朝時代ファンのソルティ。
 『源氏物語』の傑作漫画化『あさきゆめみし』を読んだばかりだし、大河ドラマ『光る君へ』は毎回欠かさず観ているし、王朝時代研究者の繁田信一の本もずいぶん読んでいる。
 『蜻蛉日記』、『和泉式部日記』、『紫式部日記』なども、現代語訳ではあるが、一通り目を通している。
 『宇津保物語』や『狭衣物語』などがテキストでは取り上げられているので、この機会に読んでみようかな。

 “一夫多妻”が当たり前とされた貴族階級の結婚制度について、より詳しい実態が分かれば、『源氏物語』をずっと深く味わうことができるのではないかと思う。
 読み始めていきなり、「当時は一夫多妻ではなかった!」という著者の見解が打ち出され、早くもこれまで持っていた知識が揺るがされた。
 これぞ、学びの醍醐味。

 仕事のある日は早朝の1時間、休みの日は午前中の3~4時間くらいを学習に当てたいと思っているのだが、果たしてそれで今年度目標とする単位が取れるのか?
 ペース配分がわからないので、見切り発車するしかない。

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ルーズリーフとペンケースと付箋の三種の神器
大学生っぽい