2002年フランス
104分、フランス語
フランス製の古代エジプト映画でモニカ・ベルッチがクレオパトラを演じる。
――というだけで本作の奇天烈さは察しがつくものだが、そこにフランスを代表するコメディ俳優クリスチャン・クラヴィエと、かつてはフランスを代表した名優ジェラール・ドパルデューが共演とあれば、「何を見せてくれるのやら?」のワクワク感が募るのも当たり前田の元AKBである。
――というだけで本作の奇天烈さは察しがつくものだが、そこにフランスを代表するコメディ俳優クリスチャン・クラヴィエと、かつてはフランスを代表した名優ジェラール・ドパルデューが共演とあれば、「何を見せてくれるのやら?」のワクワク感が募るのも当たり前田の元AKBである。
ちなみに、「フランスを代表した」と過去形になるのは、フランス政府が決めた富裕層への高率課税に怒ったジェラール・ドパルデューは、2013年ロシア国籍を取得したからである。
ソルティの記憶の中のドパルデューは、『愛と宿命の泉』(1986)のジャンと、持ち前の鼻の大きさを生かしたハマリ役『シラノ・ド・ベルジュラック』(1990)に尽きるが、その後どんどん肥大化していって、本作ではマツコ・デラックスさながらの巨漢となっていて驚いた。
今年5月に、ドパルデューが2021年の映画撮影中に女性2人に性的暴行を加えたことで有罪判決を受けたというニュースが流れた。
いろいろ人騒がせな御仁である。
内容を紹介するのも阿保らしくなるような、超脱力系のナンセンスコメディ。
肩の力が一気に抜けるような虚脱感というかリラックスタイムを味わえた。
なにも考えずにポカ~ンと楽しめる。
こういう映画もたまにいい。
お色気プンプンのモニカ・ベルッチもいいが、主人公の建築家を演じるジャメル・ドゥブーズが光っている。
モロッコ系の役者らしいが、14歳のときに鉄道事故に遭い右腕を失ったそうで、片腕だけの演技をしている。
そのコケティッシュな仕草が人懐っこい瞳と相まって、個性的な魅力を放っている。
ジャン=ピエール・ジュネ監督『アメリ』のほか、フィリップ・ラショー監督の新作『マルスピラミ』(2016年公開予定)にも出演している。
気になる俳優である。
マルスピラミは、ベルギーの漫画家アンドレ・フランカンが生み出した、架空の動物のキャラクターです。長いしっぽが特徴で、コミカルな動きや表情が世界中で愛されています。(AIアシスタントより)

