日時 2026年6月28日(日)13:30~
会場 文京シビックホール 大ホール
曲目
- R. シュトラウス: ばらの騎士 組曲
- J. シベリウス: ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
ヴァイオリン: 佐藤まどか - W. ウォルトン: 交響曲第1番 変ロ短調
指揮:田村 文生
このオケを聴くのははじめて。
1993年発足とあるから、30年以上の歴史がある。
田村文生(ふみお)は常任指揮者である。
お隣の豊島オケ×和田一樹には及ばないけれど、音にパワーがあって、なかなか上手。
しかるに、今回は佐藤まどかのヴァイオリンこそ、圧巻であった!
その超絶技巧ときた日には、目をつぶって聴いていると、3人の奏者による弦楽三重奏としか思えない。
三面六臂の阿修羅もかくや。
そのうえに、音に張りと輝きがあって、聴いている者を陶酔させる。
最初から最後まで夢心地で過ごした。
この日は午前中に奈良大学通信教育の科目試験があって、その緊張がまだ解けていなかったのだが、このシベリウスですっかりとろけた。
ウィリアム・ウォルトン(1902-1983)の交響曲ははじめて聴いた(多分)。
イギリスの作曲家という。
こむずかしくてよくわからない現代音楽もどきを想像していたら、あたかもハリウッド映画のスペースオペラ(『スターウォーズ』や『スタートレック』)のテーマ曲のように、勇ましく、華々しく、親しみやすい曲調であった。
「おっ、これはいけるぞ」と期待したが、続かなかった。
「おっ、これはいけるぞ」と期待したが、続かなかった。
というのも、全曲がずっと同じようなファンファーレ調で、メリハリ(減り張り)に欠く。
「張り」ばかりで「減り」がないと、聴いていて飽きるし、耳が疲れてしまう。
“やたらと景気のいいブルックナー”といった印象をもった。
約1800席のホールは6割がた埋まっていた。
この滋味目なラインアップにこれだけ人が集まるとは!


文京シビックホール・大ホール

