1994年アメリカ、フランス制作。

 古代エジプトと未来。砂漠と宇宙。
 相反する二つのものを結びつける輪っか(スターゲイト)というアイデアが秀逸。
 
 スター級の花のある役者が出ていないところもストーリーや演出や映像自体がじっくり楽しめてかえって新鮮。
 主役のジェームズ・スペイダーと恋人役のミリ・アヴィダルのヘテロカップルよりも、脇役のカート・ラッセルとアレクシス・クルスの男男カップルのほうが最後には目立って、深い印象を残すところも面白い。宇宙人=ラーを演じたジェイ・デビッドソンの美青年ぶりといい、総じて女っ気のない映画である。

 と思ったら、ウィキペデアによるとエメリッヒ監督はゲイだという。

 やっぱり・・・。


    
評価: B+

参考: 

A+ ・・・・・ めったにない傑作。映画好きで良かった。 

「東京物語」 「2001年宇宙の旅」   

A- ・・・・・ 傑作。劇場で見たい。映画好きなら絶対見ておくべき。

「風と共に去りぬ」 「未来世紀ブラジル」 「シャイニング」 「未知との遭遇」 「父、帰る」 「フィールド・オブ・ドリームス」 「ベニスに死す」 「ザ・セル」 「スティング」 「フライング・ハイ」 「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」 「フィアレス」 ヒッチコックの作品たち

B+ ・・・・・ 良かった~。面白かった~。人に勧めたい。

「アザーズ」 「ポルターガイスト」 「コンタクト」 「ギャラクシークエスト」 「白いカラス」 「アメリカン・ビューティー」 「オープン・ユア・アイズ」

B- ・・・・・ 純粋に楽しめる。悪くは無い。

「グラディエーター」 「ハムナプトラ」 「マトリックス」 「アウトブレイク」 「タイタニック」 「アイデンティティ」 「CUBU」 「ボーイズ・ドント・クライ」 チャップリンの作品たち   

C+ ・・・・・ 退屈しのぎにちょうどよい。(間違って再度借りなきゃ良いが・・・)

「アルマゲドン」 「ニューシネマパラダイス」 「アナコンダ」 

C- ・・・・・ もうちょっとなんとかすれば良いのになあ~。不満が残る。

「お葬式」 「プラトーン」

D+ ・・・・・ 駄作。ゴミ。見なきゃ良かった

「レオン」 「パッション」 「マディソン郡の橋」 「サイン」

D- ・・・・・ 見たのは一生の不覚。金返せ~!!