●歩いた日 4月4日(木)
●天気 晴
●タイムスケジュール
9:50 中央本線・笹子駅
歩行開始
10:40 船橋沢からの登り口
11:40 鉄塔
12:40 眺めの良い岩尾根
昼食
13:30 出発
13:50 鶴ガ鳥山頂上
下山開始
15:50 丸太沢からの登り口
16:30 中央本線・初狩駅着
歩行終了
●所要時間 6時間40分(歩行5時間10分+休憩1時間30分)
昨夜12時まで同僚と飲んだ酒が抜け切らない朝、サウナでも行こうかと家を出たら青空広がる絶好の登山日和。並木の新緑が目にまぶしい。引き返して登山支度をする。
鶴ガ鳥屋山(つるがとやさん)はかつて登るも難儀な藪山であったらしい。今ではコースも整備されて、駅から駅へと気軽にハイクできる山となっている。登りも下りも清澄な気を発する沢沿いの道が続き、頂上付近にはブナやミズナラなどの広葉樹林が広がり爽やかな風と鳥の声に心洗われる思いがする。展望もまた良い。
地味だが知られざる名山。道中出会ったのは60代後半くらいの男性一人であった。
笹子駅の近くには笹一酒造がある。この一帯の水は良質なのである。会社のホームページによると笹子峠を源流とした御前水という水を使用しているらしい。
船橋沢は二日間の雨のため豊富な水が勢いよく音を立てていた。渡岸に苦労する箇所がいくつかあった。
枯れ葉の散り敷く道ばたにルリタテハが止まっている。久しぶりに見た。子供の頃は実家の近くの畑や森に、クロアゲハやモンキチョウに混じってたくさん飛んでいたものだが・・・。
沢から離れて急な斜面を登る。ゆっくりと一歩一歩踏みしめて。
いま一番怖いのはケガである。ねんざ一つで仕事(介護)ができなくなってしまう。頑健な体こそ肉体労働者の資本。
鉄塔で一休み。
滝子山からお坊山、米沢山、笹子雁ガ腹摺山が間近にデカい。
植生が変わって瑞々しい緑が目に優しい。新緑というにはまだほんの少し早い、芽吹いたばかりの葉っぱたち。その様を表現する言葉を探すのだが、なかなか思いつかない。
いたいけな、痛々しい、いじらしい、柔弱な、震えるような、可愛らしい、繊細な、か弱い、脆い・・・・。
‘フライジャイル’(壊れ物につき注意)という語感がピッタリか。
主稜線に乗ると、眺望が一気にひらける。
青空の下、南アルプスや八ヶ岳が遠くに白く照り輝いている。
西向きの陽当たりと眺めの良い岩棚に到着。このコースで一番の好展望ポイントである。
西側(正面)は本社ガ丸、大沢山、大洞山がふくよかな胴体をさらしている。南側は三つ峠の背後から白富士が顔を覗かせている。
汗でぐっしょりとなったつなぎの上を脱いで、弁当を広げる。
山頂は樹木に囲まれた静かで気持ちの良い空間であった。
下りはかなりの急坂が続く。
途中で緑の木陰で樹木にもたれてひと眠り。自然との一体感を愉しむ。
下るに連れ、沢の音が大きくなってくる。
突如あらわれたのは鹿? いや、朽ちた木だ。
このあたりは奇妙な形の樹木が面白い。
丸太沢からの登り口は県道の脇にある。
あとは県道づたいに初狩駅まで春の夕暮れの風景を楽しむ。
高尾駅で下車。
「高尾ふろっぴい」に寄って、抜けきったアルコールをまた補給する。
●天気 晴
●タイムスケジュール
9:50 中央本線・笹子駅
歩行開始
10:40 船橋沢からの登り口
11:40 鉄塔
12:40 眺めの良い岩尾根
昼食
13:30 出発
13:50 鶴ガ鳥山頂上
下山開始
15:50 丸太沢からの登り口
16:30 中央本線・初狩駅着
歩行終了
●所要時間 6時間40分(歩行5時間10分+休憩1時間30分)
昨夜12時まで同僚と飲んだ酒が抜け切らない朝、サウナでも行こうかと家を出たら青空広がる絶好の登山日和。並木の新緑が目にまぶしい。引き返して登山支度をする。
鶴ガ鳥屋山(つるがとやさん)はかつて登るも難儀な藪山であったらしい。今ではコースも整備されて、駅から駅へと気軽にハイクできる山となっている。登りも下りも清澄な気を発する沢沿いの道が続き、頂上付近にはブナやミズナラなどの広葉樹林が広がり爽やかな風と鳥の声に心洗われる思いがする。展望もまた良い。
地味だが知られざる名山。道中出会ったのは60代後半くらいの男性一人であった。
笹子駅の近くには笹一酒造がある。この一帯の水は良質なのである。会社のホームページによると笹子峠を源流とした御前水という水を使用しているらしい。
船橋沢は二日間の雨のため豊富な水が勢いよく音を立てていた。渡岸に苦労する箇所がいくつかあった。
枯れ葉の散り敷く道ばたにルリタテハが止まっている。久しぶりに見た。子供の頃は実家の近くの畑や森に、クロアゲハやモンキチョウに混じってたくさん飛んでいたものだが・・・。
沢から離れて急な斜面を登る。ゆっくりと一歩一歩踏みしめて。
いま一番怖いのはケガである。ねんざ一つで仕事(介護)ができなくなってしまう。頑健な体こそ肉体労働者の資本。
鉄塔で一休み。
滝子山からお坊山、米沢山、笹子雁ガ腹摺山が間近にデカい。
植生が変わって瑞々しい緑が目に優しい。新緑というにはまだほんの少し早い、芽吹いたばかりの葉っぱたち。その様を表現する言葉を探すのだが、なかなか思いつかない。
いたいけな、痛々しい、いじらしい、柔弱な、震えるような、可愛らしい、繊細な、か弱い、脆い・・・・。
‘フライジャイル’(壊れ物につき注意)という語感がピッタリか。
主稜線に乗ると、眺望が一気にひらける。
青空の下、南アルプスや八ヶ岳が遠くに白く照り輝いている。
西向きの陽当たりと眺めの良い岩棚に到着。このコースで一番の好展望ポイントである。
西側(正面)は本社ガ丸、大沢山、大洞山がふくよかな胴体をさらしている。南側は三つ峠の背後から白富士が顔を覗かせている。
汗でぐっしょりとなったつなぎの上を脱いで、弁当を広げる。
山頂は樹木に囲まれた静かで気持ちの良い空間であった。
下りはかなりの急坂が続く。
途中で緑の木陰で樹木にもたれてひと眠り。自然との一体感を愉しむ。
下るに連れ、沢の音が大きくなってくる。
突如あらわれたのは鹿? いや、朽ちた木だ。
このあたりは奇妙な形の樹木が面白い。
丸太沢からの登り口は県道の脇にある。
あとは県道づたいに初狩駅まで春の夕暮れの風景を楽しむ。
高尾駅で下車。
「高尾ふろっぴい」に寄って、抜けきったアルコールをまた補給する。