今日(5/25)は日本テーラワーダ仏教協会主催のウェーサーカ祭
 お釈迦様の誕生と成道(解脱)と入滅(逝去)を記念する年に一度の祝典である。
 5月の満月の日に行うのが本来。今年は5月4日がそうだった。
 
満月

 中野ゼロ小ホールで10時から16時半までの半日を(正確には約1/4日だが)、法話と読経と瞑想で過ごした。帰宅してから2時間のヴィパッサナー瞑想を行ったので、仏教漬けの一日となった。
 法話の途中で足を攣るというアクシデントに見舞われながらも、長時間、法話と瞑想指導に専念されたスマナサーラ長老に感謝。

 お昼休み、人でごった返す中野サンモール商店街を歩いた。
 あふれる商品の波、各国の料理、最新のIT機器、休日を楽しむ着飾った人々の笑い声、サブカルチャーの聖地・中野ブロードウェイに集うマニア達・・・・。
 ここと較べると、中野ゼロは文字通り‘ゼロ’だ。
 自分はいったいどこまで来てしまったことか。

 今回の特典は、記念品として参加者全員に贈られた協会オリジナルのマグカップ。
 デザインが可愛くて、色彩も明るくあたたかく、大きさも手ごろ。
 これでコーヒーや紅茶やスープを飲むのが楽しみだ。
 
ウエサカ2015 001

 と、喜んでいたら、イラストの裏面には「食事の観察」というお経(?)が書かれてあった。
 
ウエサカ2015 002

正覚者の説かれた真理を遵守し、
正しく観察してこの食事をいただきます。
食事により心が汚れることを戒め、
身体を痛めることにも注意し、
壊れてゆくこの肉体の修復のために、
量を計って、この食事をいただきます。
一切の生命に対して慈しみの念を抱き、
釈尊の説かれた仏道を歩む目的を念頭において、
一切の現象は無常であることを随念しつつ、
この食事をいただきます。

 やっぱり、ただの記念品ではなかった。
 このマグカップを使うたびに、気づきが生じる仕掛けになっているのだ。
 
 
 もろもろの事象は過ぎ去るものである。
 怠ることなく修行を完成なさい。
 (お釈迦様の最後の言葉)