歩いていると、毎日なんらかのお接待をいただく。

初めての時は「これが噂の!」と新鮮な驚きに満たされた。

感心するのは、みんな渡し方がスマートで手慣れていること。
こちらに何の負担も戸惑いも感じさせず、止めた車の窓から「はい、お接待」と言って、こちらのお礼も待たずに、さっと去っていく。
習慣になっているのを感じさせる。

遍路体験記に必ずと言っていいほど書かれていることだが、やっぱりいただくと元気が出る。
足が軽くなる。

誰に頼まれたわけでなし、自己満足でやっている遍路なのに、それを見守ってくれている人がいることが、これほど力になるとは!

今日もまた交通の激しい国道沿いを歩いていたら、止めてあった車から降りてきた60がらみの男が話しかけてきた。
しばらく並んで歩きながら会話していたら、カバンに手を入れて何か取り出した。
「お接待かな?」と思ったら、
某キリスト系宗教団体のパンフレットだった。

そういうこともある。

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おせんべいとアメちゃんがパッキングしてある用意良さ!



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二日目に妙齢の女性から頂いた豆パン



初接待 真念どのに おすそ分け

マメに泣き 豆に喜ぶ 豆へんろ