今日は丸一日、雨だった。

焼山寺越えの疲れも残っていることだし、今日はオフにした。
遍路自体が人生のオフみたいなものだから、オフ中のオフってところか😁

いま泊まっているのは、徳島市内の朝食付き一泊3500円!!という安宿。
部屋はきれいだし、朝食はバイキング式で好きなだけ食べられるし、洗濯&乾燥も無料でできるし、パソコンも利用できるし、従業員の対応も良い。
お遍路だけでなく、出張中のリーマンにも人気のようだ。

ただ、連泊しても、日中11時から16時は部屋にいられない決まりになっている。
そこで、ネットで調べて、近場の温泉施設に出かけた。

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源泉掛け流しや炭酸風呂や塩サウナやジャグジーなどに2時間近く浸かって、足や肩の筋肉をほぐした。
浴後は、休憩所でゴロ寝して、東京から持って来た司馬遼太郎の「空海の風景」(中央公論)を読んでいた。

やはり空海と最澄の関係が面白い。
空海って、非常にしたたかな人間である。
機を見て敏に動く。
天才は間違いないけれど、宗教家には珍しいような戦略家という印象を受ける。

明日も雨の予報だが、遍路に戻る。
四国遍路第2の難所と言われる鶴林寺に向かって、山の中に入って行く。
さあ、歩くぞ!


そうそう。
浴後に体重計に乗ったら、開始前より約2キロ減っていた😆
これがまた歩くモチベーションになるのだ。