高知に入った。

638mの水床トンネルを抜けたら、光溢れる高知が待っていた。

IMG_20181010_210134


国内外からサーファーが集まる、その名もホワイトビーチを擁する東洋町が、遍路にとっての高知入口である。朝から断続的に降っていた雨も上がって、夏の終わりのような陽光が浜辺に満ちた。

IMG_20181010_210104


海水に素足を浸したいというポエムな衝動に逆らいがたく、遍路スタイルを解除して、砂浜に降りた。
浜辺の東屋で潮騒を子守唄にうたた寝した。

遍路とサーファーが同宿する町。
両者を繋げているのは「海」という一文字。


IMG_20181010_205919

高齢者施設の看板。
高知らしい命名だけど、まず入居したくない、働きたくないなあ~😏

サーフボードの 隣りに杖を 置く夕べ



追記:むろん、この「慎太郎」とは、幕末の志士の一人である「海援隊」の中岡慎太郎のことである。