1958年チェコスロヴァキア
83分モノクロ
『前世紀探検』『狂気のクロニカル』に続く、カレル・ゼマン3本目。
原作は、SF小説の巨匠ジュール・ヴェルヌの同名小説。
マジカルで幻想的で美しい映像は、潜水艦と新型爆弾による世界征服を狙う悪党一味との闘いというダークでシリアスなストーリーにも関わらず、健在である。
とくに、今回は潜水艦ならではの海底風景が頻繁に出てくるのだが、これこそ映像の錬金術師たるカール・ゼマンの本領発揮である。
アニメーションと切り絵と実写を独自の美的感覚で絶妙に組み合わせて、オリジナルな世界を現出していく。
60年前の映画なのに、今見ても古臭い感じがまったくしない、どころか抜群に新しい。
カール・ゼマンが現在のイルミネーションやプロジェクションマッピングの技術を用いて水族館を作ったら、いったいどんな凄いものになっただろう?
評価:★★★
★★★★★ もう最高! 読まなきゃ損、観なきゃ損、聴かなきゃ損
★★★★ 面白い! お見事! 一食抜いても
★★★ 読んでよかった、観てよかった、聴いてよかった
★★ いい退屈しのぎになった
★ 読み損、観て損、聴き損
83分モノクロ
『前世紀探検』『狂気のクロニカル』に続く、カレル・ゼマン3本目。
原作は、SF小説の巨匠ジュール・ヴェルヌの同名小説。
マジカルで幻想的で美しい映像は、潜水艦と新型爆弾による世界征服を狙う悪党一味との闘いというダークでシリアスなストーリーにも関わらず、健在である。
とくに、今回は潜水艦ならではの海底風景が頻繁に出てくるのだが、これこそ映像の錬金術師たるカール・ゼマンの本領発揮である。
アニメーションと切り絵と実写を独自の美的感覚で絶妙に組み合わせて、オリジナルな世界を現出していく。
60年前の映画なのに、今見ても古臭い感じがまったくしない、どころか抜群に新しい。
カール・ゼマンが現在のイルミネーションやプロジェクションマッピングの技術を用いて水族館を作ったら、いったいどんな凄いものになっただろう?
評価:★★★
★★★★★ もう最高! 読まなきゃ損、観なきゃ損、聴かなきゃ損
★★★★ 面白い! お見事! 一食抜いても
★★★ 読んでよかった、観てよかった、聴いてよかった
★★ いい退屈しのぎになった
★ 読み損、観て損、聴き損