足の負傷と新型コロナ騒動のために山歩きなどの遠出ができなくなったおかげで、散歩の楽しさに目覚めた。
家を中心に半径1キロくらいの円の中を、2~3時間かけて歩く。
途中の公園や林の中で、1時間ほど瞑想する。
杖を突きながらのゆっくり歩きこそが散歩を楽しくする秘訣なのだと、つくづく実感している。
今の季節はやはり、道々見かける花が目を引く。
庭や花壇の、いかにも外国産のカラフルで自己主張の強い花を見るのも楽しい。
花屋の店先の、はじめて名前を聞くような珍しい花を見るのも面白い。

ソルティが一番心惹かれるのは、空き地や路肩や塀の下にひっそり咲いている、子供の頃から目にしているありふれた花である。
シロツメグサ、ヒメジオン、スミレ、ドクダミ・・・・・。
名前を知っているものもあるが、ほとんどが知らない。
途中の公園や林の中で、1時間ほど瞑想する。
杖を突きながらのゆっくり歩きこそが散歩を楽しくする秘訣なのだと、つくづく実感している。
今の季節はやはり、道々見かける花が目を引く。
庭や花壇の、いかにも外国産のカラフルで自己主張の強い花を見るのも楽しい。
花屋の店先の、はじめて名前を聞くような珍しい花を見るのも面白い。

ソルティが一番心惹かれるのは、空き地や路肩や塀の下にひっそり咲いている、子供の頃から目にしているありふれた花である。
シロツメグサ、ヒメジオン、スミレ、ドクダミ・・・・・。
名前を知っているものもあるが、ほとんどが知らない。
道中見かけた気になる花の名前を、ポケット図鑑にあたる。
が、花の種類は気の遠くなるほど多くて、また、実物と図鑑の写真との照合も容易でなく、一発で「これだ!」とヒットすることはむしろ少ない。
山歩きが趣味のソルティは、他に4~5冊ポケット草花図鑑を持っている。
道々スマホで撮影した花の画像を、家に帰ってから複数の図鑑に当たる。
「あれでもない、これでもない」と首をひねる。
中で、意外に役立つ一冊がこれである。
皇居の庭に咲く300種類ほどの花が、季節ごとに、素晴らしい写真入り説明入りで掲載されている。
美智子上皇后に捧げられた特製のバラや蘭などを除けば、東京近辺の野や山で普通に目にすることのできる花が多く、まさに探しているものが、「ああ、これだ!」とヒットすることが多い。
ただ、この本はポケットサイズではないので、持ち歩くのには向かない。
(それにしても、御所の庭は素晴らしい!)
家に帰ってから調べるのなら、ネットという手もある。
ソルティが良く利用しているのは、「花図鑑」というサイトである。
花の色、開花時期、成育環境などを条件入力して検索すると、候補の花の画像が何十枚と出てくる。
とても便利。
以前から山歩きしていて、途中で見かけた花をその場でスマホ撮影したら、すぐに花の名前を教えてくれようなアプリがあればいいなあ~、と思っていた。
あったのである!

Green Snap
もっとも、名前を知ったからといって、花の美しさや愛らしさが増すわけではないけれど。
What's in a name?
that which we call a rose.
By any other name would smell as sweet.
名前っていったいなにかしら?
薔薇という名前の花を
別の名前で呼んだとしても、甘い香りはそのままよ
(シェイクスピア『ロミオとジュリエット』より)