福田村事件のあった三ツ堀・香取神社をあとにし、利根川の土手を下流へ向かう。
左手に広がるゴルフ場を横目に、40分ほど歩けば利根運河にぶつかる。
この運河もまた、筒井功著『利根川民俗誌 日本の原風景を歩く』に登場し、興味を引かれた。
利根川取水口から江戸川放水口まで、利根運河を歩いてみた。
左手に広がるゴルフ場を横目に、40分ほど歩けば利根運河にぶつかる。
この運河もまた、筒井功著『利根川民俗誌 日本の原風景を歩く』に登場し、興味を引かれた。
利根運河は、利根川と江戸川を結ぶ全長約8.5キロの水路。
オランダ人技師ムルデルの設計・監督のもと220万人もの労働者を動員し、1890年(明治23年)に完成した。当時、一日平均100隻もの船が通航し、利根川流域の村々と江戸との間の人や物資の輸送を担った。大正期に入ると運輸の中心は貨物列車が占めるようになり、また度重なる洪水被害の影響もあって船運は衰え、昭和16年(1941)の台風被害で事実上運航不可能となった。現在、四季折々の風情豊かな運河沿いの道は、散歩やジョギングやサイクリングを楽しむ人々に愛され、2019年には文化庁選定の「歴史の道100選」に選ばれている。
利根川取水口から江戸川放水口まで、利根運河を歩いてみた。
日時 2022年4月2日(土)
天候 晴れ
行程
12:05 香取神社前バス停
歩行開始
12:10 香取神社、円福寺
13:10 利根川土手
13:50 利根運河・利根川取水口
14:00 北部クリーンセンター下
休憩(20分)
14:40 市立柏高校
15:30 桜並木
休憩(10分)
16:00 東武アーバンパークライン・運河駅
昼食(30分)
17:10 利根運河・江戸川放水口
休憩(20分)
17:50 利根運河大師
18:25 東武アーバンパークライン・運河駅
歩行終了
所要時間 6時間20分(歩行5時間+休憩1時間20分)
歩行距離 約15㎞
まずは、利根運河の地図上の位置を確認。
利根運河の位置2
かつて利根川流域から江戸川流域に物資を運ぶには、
二つの川の分岐点である境町あたりまで上らなければならなかった。
それが大幅に短縮されたわけである。
二つの川の分岐点である境町あたりまで上らなければならなかった。
それが大幅に短縮されたわけである。
利根運河の位置3
運河の北側が千葉県野田市、南側の右半分が柏市、左半分が流山市。
東武野田線(アーバンパークライン)と交差する地点が運河駅。
地形図
流域で建物が密集しているのは運河駅周辺。
農地や未開発の土地が多い。
まずは、水門から流れを遡って、利根川取水口にレッツ・ゴー!農地や未開発の土地が多い。
突きあたりの土手の向こうが利根川
いまは二つの樋管によってかろうじて流れがつながっている
坂東太郎こと利根川
奥に見えるは利根川橋
利根川対岸は茨城県守谷市
ここで運河を渡る
以降、運河の左岸を歩きます
国道16号線柏大橋を後方に見る
(振り返り撮影が多いのは、お日様に向かって歩いているので逆光を避けるため)
(振り返り撮影が多いのは、お日様に向かって歩いているので逆光を避けるため)
野菜ラーメン850円
一日分のお野菜はしっかり採れました
後半へ続く
一日分のお野菜はしっかり採れました
後半へ続く
呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃ〜ん!
ソルティさんの旅ものはとても楽しい。
過去がどんなであれ、自然の美しさに覆い隠されてしまいますね。
後半も楽しみにしています。
ソルティはかた
がしました