ここもまた、筒井功著『利根川民俗誌 日本の原風景を歩く』を読んで訪れたいと思った。
聞けば(公財)森林文化協会によるにほんの里100選に選ばれているという。
その名の示す通り、古いお寺が中心となって数百年続いてきた農村である。
開発が急ピッチで進んでいる印西地区の中にあって、結界で守られているかのように昔のままの姿が
残されているというのが興趣をそそる。
残されているというのが興趣をそそる。
暑くなる前に訪ねることにした。
日時 2022年4月16日(土)
天候 くもりのち晴れ
行程
11:30 北総鉄道・千葉ニュータウン中央駅
歩行開始
11:50 ニュータウン大橋
12:30 結縁寺着~熊野神社~谷津めぐり
13:20 松崎台公園、昼食(40分)
14:50 頼政塚
15:20 結縁寺、休憩(20分)
16:00 名馬塚
16:15 にんたまラーメン、軽食(30分)
17:40 真名井の湯
歩行終了
所要時間 6時間10分(歩行4時間40分+休憩1時間30分)
北総鉄道・千葉ニュータウン中央駅
北総鉄道に乗るのは人生初めて
沿線の開発ぶりに驚いた!
沿線の開発ぶりに驚いた!
千葉県の中心は千葉市や船橋市でなく
今やこっちなのか?
駅前広場
高層マンションやショッピングモールが立ち並ぶのに
人がいないのが不思議
線路沿いに設置された太陽光パネル
ニュータウン大橋を渡る
これは川ではなくて調整池
ニュータウン大橋と駅周辺を振り返る
池の周囲に気持ちのいい緑地が広がる
しかし人がいない
東京キリスト教学園を目印に進むとわかりやすい
時折打ち鳴らされる鐘の響きがなんともゆかしい
このあたりから風景ががらりと変わる
令和からいきなり昭和40年代以前に突入した感じ
畑中の道と学園の鐘楼
道路を挟んでくっきりと時代が異なる
(多々羅田町付近)
自家製野菜の販売所
多々羅田の守り神・道祖神
多々羅田を抜けると森に入る
見事に育った孟宗竹
森を抜けて坂を下りたら・・・
晴天山・結縁寺
神亀年間(724~729)に行基が創建したと伝えられる
重要文化財に銅造不動大名王立像を擁す
蓮池と木々に囲まれた素朴なたたずまいは癒し効果抜群!
現在の本堂は2005年に新築されたもの
シンメトリカルで美しい
本堂横に小さなお堂が・・・
ハイハイ、今回もあなたが呼んだのですね
真言宗豊山派のお寺でした
境内はさして広くないが、きれいに掃除されて気持ちいい
いつまでもいたくなる
境内から池を望む
この光景、デジャヴュあった
蓮の見頃は7月中旬くらい
きっと極楽浄土のようだろう
池をはさんで寺を見る
中ノ島に弁財天が祀られている
熊野神社
祭神はむろん熊野権現
ここから「にほんの里100選」に選ばれた風景を歩く。
結縁寺の特徴は谷津(谷戸、谷地とも言う)と呼ばれる地形にある。
これは高台に無数の細い谷間が複雑に切り込んだもので、谷底が湿地であるため水田に適している。
こんもりした古墳のような雑木林とその間隙を埋める76ヘクタールの水田。
大昔からほとんど変わっていないであろう日本の伝統的景観や歴史遺跡を逍遥する。
これから田植えシーズン
心に沁み入る懐かしさ
子どもの頃、近くの農家までラジオ体操に通った夏の朝を思い出す
泥道もまた良きかな
肩の力がふうわりと抜けていく
湧き水豊かな湿地帯なので水はけが大事
ほらごらん、蜃気楼のような21世紀を
広々した松崎台公園で昼食
ウグイスの鳴き声を子守歌に草の上でゴロ寝
数十年前どこにでもあった風景がこんなに貴重になるなんて・・・
顔の筋肉がゆるみだす
ゆったりと流れる時間は身体に直接作用する
ウクライナで起きていることが夢のよう・・・
田植えの頃、刈り入れの頃、また来たい
要所要所にある道しるべ
訪れる人の少なくないことを示す
頼政塚
源頼政は大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にも登場した武将
鵺(ヌエ)退治の勇者としても知られるが、こんな最期だったとは・・・
高台の住宅地にあるお堂
森の中にあった「車塚」
森の中の道
結縁寺に戻ってきた
20分瞑想し、別れを告げる
名馬塚
源頼政の首を運んだ馬が葬られている
観音の頭部に馬が乗っている
おっ! なんだか馬そうな旨そうな気配
大蒜たっぷりのコクあるスープと自家製玉子麵(680円)
美味でした
締めはニュータウン中央駅近くの温泉
海が近いわけでもないのに塩辛い湯だった
今やこっちなのか?

高層マンションやショッピングモールが立ち並ぶのに
人がいないのが不思議
線路沿いに設置された太陽光パネル
ニュータウン大橋を渡る
これは川ではなくて調整池
ニュータウン大橋と駅周辺を振り返る
池の周囲に気持ちのいい緑地が広がる
しかし人がいない
東京キリスト教学園を目印に進むとわかりやすい
時折打ち鳴らされる鐘の響きがなんともゆかしい
このあたりから風景ががらりと変わる
令和からいきなり昭和40年代以前に突入した感じ
畑中の道と学園の鐘楼
道路を挟んでくっきりと時代が異なる
(多々羅田町付近)
自家製野菜の販売所
多々羅田の守り神・道祖神
多々羅田を抜けると森に入る
見事に育った孟宗竹
森を抜けて坂を下りたら・・・
晴天山・結縁寺
神亀年間(724~729)に行基が創建したと伝えられる
重要文化財に銅造不動大名王立像を擁す
蓮池と木々に囲まれた素朴なたたずまいは癒し効果抜群!
現在の本堂は2005年に新築されたもの
シンメトリカルで美しい
本堂横に小さなお堂が・・・
ハイハイ、今回もあなたが呼んだのですね
真言宗豊山派のお寺でした
境内はさして広くないが、きれいに掃除されて気持ちいい
いつまでもいたくなる
境内から池を望む
この光景、デジャヴュあった
蓮の見頃は7月中旬くらい
きっと極楽浄土のようだろう
池をはさんで寺を見る
中ノ島に弁財天が祀られている
熊野神社
祭神はむろん熊野権現
ここから「にほんの里100選」に選ばれた風景を歩く。
結縁寺の特徴は谷津(谷戸、谷地とも言う)と呼ばれる地形にある。
これは高台に無数の細い谷間が複雑に切り込んだもので、谷底が湿地であるため水田に適している。
こんもりした古墳のような雑木林とその間隙を埋める76ヘクタールの水田。
大昔からほとんど変わっていないであろう日本の伝統的景観や歴史遺跡を逍遥する。
これから田植えシーズン
心に沁み入る懐かしさ
子どもの頃、近くの農家までラジオ体操に通った夏の朝を思い出す
泥道もまた良きかな
肩の力がふうわりと抜けていく
湧き水豊かな湿地帯なので水はけが大事
ほらごらん、蜃気楼のような21世紀を
広々した松崎台公園で昼食
ウグイスの鳴き声を子守歌に草の上でゴロ寝
数十年前どこにでもあった風景がこんなに貴重になるなんて・・・
顔の筋肉がゆるみだす
ゆったりと流れる時間は身体に直接作用する
ウクライナで起きていることが夢のよう・・・
田植えの頃、刈り入れの頃、また来たい
要所要所にある道しるべ
訪れる人の少なくないことを示す
頼政塚
源頼政は大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にも登場した武将
鵺(ヌエ)退治の勇者としても知られるが、こんな最期だったとは・・・
高台の住宅地にあるお堂
森の中にあった「車塚」
森の中の道
結縁寺に戻ってきた
20分瞑想し、別れを告げる
名馬塚
源頼政の首を運んだ馬が葬られている
観音の頭部に馬が乗っている
おっ! なんだか
大蒜たっぷりのコクあるスープと自家製玉子麵(680円)
美味でした

締めはニュータウン中央駅近くの温泉
海が近いわけでもないのに塩辛い湯だった
令和から平成、昭和、大正、その昔・・・・へと時間を遡っていくような散策であった。
結縁寺に入ったとたん、空気の色と時間の流れが違っていた。
まさに結界の中に入り込んだような感覚。
意識の次元も変わるような気がした。
連休前のせいか訪れる人も少なく、静かで平和な里歩きを楽しめた。
願わくば、自然と静寂と弘法大師を愛する人が訪れてくれますように。
ここでは一日、スマホを忘れて過ごしてほしい。
結縁寺に入ったとたん、空気の色と時間の流れが違っていた。
まさに結界の中に入り込んだような感覚。
意識の次元も変わるような気がした。
連休前のせいか訪れる人も少なく、静かで平和な里歩きを楽しめた。
願わくば、自然と静寂と弘法大師を愛する人が訪れてくれますように。
ここでは一日、スマホを忘れて過ごしてほしい。