2001年アメリカ。
SFコメディ。宇宙から飛来した謎の物体に宿る未知なる生命体は、瞬く間に単細胞から多細胞へ、昆虫、植物、無脊椎動物を経て、魚類、両生類、爬虫類へ、そして大型化し空飛ぶ恐竜や猿人類に・・・・。
と、生命の進化(evolution)が猛スピードで成し遂げられていく様子がCGで描かれていくのが見物である。それぞれの生物のデザインも凝っていて面白い。
増殖していく新生物たちは凶悪な性質を持ち、このままだと地球は乗っ取られてしまう。
そこで、我らがヒーロ達は立ち上がる。
出世作『ゴースト・バスターズ』同様、このヒーロー達がちょっと抜けていたり、ださかったり、ファンキーだったり、ドジだったり、親しみが持てるところがライトマン監督の独壇場である。中でも、黒人の研究者ブロック役のオーランド・ジョーンズとちょっとネジが緩んでいる消防隊志願者ウェイン役のショーン・ウィリアム・スコットがいい味出している。ここでもまたジュリアン・ムーアは巧い。
ライトマン監督はSFとコメディの絶妙なバランスをとることに成功している。
楽しい映画である。
評価: B-
A+ ・・・・・ めったにない傑作。映画好きで良かった。
「東京物語」「2001年宇宙の旅」
A- ・・・・・ 傑作。劇場で見たい。映画好きなら絶対見ておくべき。
「風と共に去りぬ」「未来世紀ブラジル」「シャイニング」
「未知との遭遇」「父、帰る」「ベニスに死す」
「フィールド・オブ・ドリームス」「ザ・セル」
「スティング」「フライング・ハイ」
「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」「フィアレス」
ヒッチコックの作品たち
B+ ・・・・・ 良かった~。面白かった~。人に勧めたい。
「アザーズ」「ポルターガイスト」「コンタクト」
「ギャラクシークエスト」「白いカラス」
「アメリカン・ビューティー」「オープン・ユア・アイズ」
B- ・・・・・ 純粋に楽しめる。悪くは無い。
「グラディエーター」「ハムナプトラ」「マトリックス」
「アウトブレイク」「アイデンティティ」「CUBU」
「ボーイズ・ドント・クライ」
チャップリンの作品たち
C+ ・・・・・ 退屈しのぎにちょうどよい。(間違って再度借りなきゃ良いが・・・)
「アルマゲドン」「ニューシネマパラダイス」
「アナコンダ」
C- ・・・・・ もうちょっとなんとかすれば良いのになあ。不満が残る。
「お葬式」「プラトーン」
D+ ・・・・・ 駄作。ゴミ。見なきゃ良かった。
「レオン」「パッション」「マディソン郡の橋」「サイン」
D- ・・・・・ 見たのは一生の不覚。金返せ~!!