シャーロッテ・ブロンテ(1816-1855)原作の英国上流社会‘かいま見’小説。
と言うとまるで「家政婦は見た」みたいだが、貴族の館に勤めることになる主役のジェイン(=シャルロット・ゲンズブル)の職業は家庭教師である。そして、市原悦子と派遣先の主人が恋に陥ることはまずないが、ジェインは風変わりな館の主人であるロチェスター(=ウィリアム・ハート)と恋に陥る。
世界中のどこにもない英国貴族社会独特の伝統、風習、しきたり、豪華、優雅、邸宅、庭園、マナー、ウィットや皮肉に満ちた会話、装束、骨董品、つやびかりする家具調度・・・・。といった現代一般庶民の手の届かない世界を‘かいま見’る楽しみ。監督のフランコ・ゼフィレッリは、あの貴族監督ヴィスコンティの助手をつとめていただけあって本物志向である。安心して‘かいま見’の快楽に身を投じられる。
ジェインとロチェスターの間には、身分の違いだけでなく、いくつもの障壁が立ちはだかっていた。一度はあきらめた恋であった。その障壁を乗り越えて--ご都合主義の部分もあることは否めないが--ついには結ばれる二人を見ていると、「赤い糸」とか「魂の絆」とか「ソウルメイト」という言葉が浮かんでくるのである。
現代人が希求しているのはこれなのだろう。
インタビューでヒロくんはこう答えている。「彼ほど一緒にいて違和感なくなじめるというのは、奇跡的かもしれないですね」
稲垣は言う。「ヒロくんは精神的な恋人みたいなもの」
SMAP関係者は言う。「二人はソウルメイト」
ソウルメイトが異性であるとは限らないのである。
評価:B-
A+ ・・・・・ めったにない傑作。映画好きで良かった。
「東京物語」「2001年宇宙の旅」
A- ・・・・・ 傑作。劇場で見たい。映画好きなら絶対見ておくべき。
「風と共に去りぬ」「未来世紀ブラジル」「シャイニング」
「未知との遭遇」「父、帰る」「ベニスに死す」
「フィールド・オブ・ドリームス」「ザ・セル」
「スティング」「フライング・ハイ」
「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」「フィアレス」
B+ ・・・・・ 良かった~。面白かった~。人に勧めたい。
「アザーズ」「ポルターガイスト」「コンタクト」
「ギャラクシークエスト」「白いカラス」
「アメリカン・ビューティー」「オープン・ユア・アイズ」
B- ・・・・・ 純粋に楽しめる。悪くは無い。
「グラディエーター」「ハムナプトラ」「マトリックス」
「アウトブレイク」「アイデンティティ」「CUBU」
「ボーイズ・ドント・クライ」
C+ ・・・・・ 退屈しのぎにちょうどよい。(間違って再度借りなきゃ良いが・・・)
「アルマゲドン」「ニューシネマパラダイス」「アナコンダ」
C- ・・・・・ もうちょっとなんとかすれば良いのになあ。不満が残る。
「お葬式」「プラトーン」
D+ ・・・・・ 駄作。ゴミ。見なきゃ良かった。
「レオン」「パッション」「マディソン郡の橋」「サイン」
D- ・・・・・ 見たのは一生の不覚。金返せ~!!
