2009年アメリカ映画。
タイトルが良くない。
というか、これは原題なので仕方ないとしても、なぜ適当な邦訳をつけないのだろうか。
ミラ・ジョヴォヴィッチ主演をいいことに、『バイオハザード』のようなSFアクションと勘違いさせる為か。
『とんだカップル~血塗られたビーチ』なんてのはどうか?
『欺かれたハネムーン』は?
『殺楽園』は?・・・。
途中までかったるい。
奇跡のように美しいハワイの風光明媚がなければ、とても見続けられない。
ある一点を境に、物語が逆転し、驚くのもつかの間、あとはジ・エンドまで一気呵成のスリラー&アクション。
見終わったあとに、もう一度最初から一つ一つのシーンを確認したくなること請け合い。主役二人のせりふの掛け合いや表情、彼らの一つ一つの行動とその理由などを確認する楽しみが待っている。
すると、なるほどうまいこと作られているなあ~、と感心する。
レオナルド・デカプリオの『シャッター・アイランド』同様、語りそのものがトリックという点で、アガサ・クリスティの有名な戯曲を想起した。
しかし、トリックをのぞいたら、凡庸な作品。
評価: C+
参考:
A+ ・・・・・ めったにない傑作。映画好きで良かった。
「東京物語」 「2001年宇宙の旅」
A- ・・・・・ 傑作。劇場で見たい。映画好きなら絶対見ておくべき。
「風と共に去りぬ」 「未来世紀ブラジル」 「シャイニング」 「未知との遭遇」 「父、帰る」 「フィールド・オブ・ドリームス」 「ベニスに死す」 「ザ・セル」 「スティング」 「フライング・ハイ」 「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」 「フィアレス」 ヒッチコックの作品たち
B+ ・・・・・ 良かった~。面白かった~。人に勧めたい。
「アザーズ」 「ポルターガイスト」 「コンタクト」 「ギャラクシークエスト」 「白いカラス」 「アメリカン・ビューティー」 「オープン・ユア・アイズ」
B- ・・・・・ 純粋に楽しめる。悪くは無い。
「グラディエーター」 「ハムナプトラ」 「マトリックス」 「アウトブレイク」 「タイタニック」 「アイデンティティ」 「CUBU」 「ボーイズ・ドント・クライ」 チャップリンの作品たち
C+ ・・・・・ 退屈しのぎにちょうどよい。(間違って再度借りなきゃ良いが・・・)
「アルマゲドン」 「ニューシネマパラダイス」 「アナコンダ」
C- ・・・・・ もうちょっとなんとかすれば良いのになあ~。不満が残る。
「お葬式」 「プラトーン」
D+ ・・・・・ 駄作。ゴミ。見なきゃ良かった。
「レオン」 「パッション」 「マディソン郡の橋」 「サイン」
D- ・・・・・ 見たのは一生の不覚。金返せ~!!