8日目(3/19)熊本~久留米~博多(福岡空港)→東京
10:02熊本駅 ~ 11:26久留米駅(JR鹿児島本線)
・久留米散策
17:49久留米駅 ~ 18:23博多駅(JR鹿児島本線)
20:40福岡空港 ~ 22:15羽田空港(スターフライヤー)
最終日は18切符で、ゆっくり熊本から博多に移動する。特段、目的もない。
ふと思いついて、久留米で降りてみた。
久留米と言えば、松田聖子とチェッカーズのイメージしかない。
他に何があるのだろう?
あなどってはいけない。
久留米は、
その1 とんこつラーメンの発祥地なのだ。
その2 ブリジストンの石橋正二郎の生まれ故郷なのだ。(石橋美術館がある)
その3 水天宮の総本宮があるのだ。
その4 靴のメーカー「ムーンスター」の本社があるのだ。
駅の案内所でもらった散策マップはしっかり作られていて、芸術鑑賞、歴史探訪、サイクリング、グルメと、いろいろな目的に応じて久留米を楽しむことができる。
水天宮は、壇ノ浦で入水した安徳天皇と母親の建礼門院を祀っている。そう、ここでも人が神になったのだ。今では、海運守護や安産の神様として名高い。大河ドラマ『平家物語』の最終回に近づくほどに観光客が増えることだろう。
宮の横手は筑後川。広々とした川原が気持ちよい。聖子ちゃんもフミヤもここでデートしたのかな。
行書体で「つきほし歴史館」と書かれた看板と古民家風の造りと「見学無料」に誘われて入ってしまった建物は、有名な靴のメーカー「ムーンスター」の歴史を展示してあった。ここでは、発展していく社の歴史と共に、たびから始まった靴の製造が、ゴム靴となり、布靴となり、化成となり、用途に応じた様々な靴が生まれ・・・といった日本人の靴の歴史を見ることができてとても面白い。自分もスニーカーや学校時代の上履きでお世話になっている。
また、世界地図と共に世界各国のさまざまな靴が展示されているのも楽しい。
本社の敷地内にある。
久留米に行ったら、寄ってみる価値あり。
久留米駅は、新幹線開通でやはりお祝いモード。構内では、舞台を設置して記念イベントをやっていた。新しい駅舎のステンドガラスが美しい。
夜、福岡空港を発つ。スターフライヤー航空ははじめて使うが、気に入った。きれいで、座席がゆったりとしていて、設備が充実していて、何かとセンスがよい。しかも、低価格。
次回もぜひ利用したいものだ。
今回も天候に恵まれた、充実した旅であった。
屋久島で、高千穂で、素晴らしい「気」をたくさん浴びることができた。
気分一新。就活がんばろう!